|刊行情報| 新型コロナ災害緊急アクション活動日誌 2020.4 – 2021.3 原作:瀬戸大作 企画・編集:平山昇・土田修

書評掲載
2021/8/1「北海道新聞」『新型コロナ災害緊急アクション活動日誌』書評「生活困窮者支援 現実綴る」(雨宮処凛氏)

「死のうと思ったが死ねなかった 最後だと思いSOSのメールした」

やり切れないほどの独りぼっち、路上からの悲鳴が止まらない!

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|特別寄稿 編著者座談会| 二世に聴く在日コリアンの生活文化 -「継承」の語り (橋本みゆき/編著 猿橋順子 髙正子 柳蓮淑/著)

 

編著者による座談会

(聞き手:鳥塚あゆち(文化人類学)/2021年3月)

Q : この本は、社会学(橋本さん)、社会言語学(猿橋さん)、文化人類学(髙さん)、ジェンダー研究(柳さん)をそれぞれ専門とする4人の女性研究者の共同研究・共同執筆ということですが、それぞれが持ち寄った持ち味をお話いただけますか?なかなか自己評価は難しいと思うので、お互いについて話すというのはいかがでしょう。

柳 : 橋本さんはリーダーとして私たちを引っ張ってくれました。私は、ある程度、日本語に自信をもっていたのですが、初めての共同研究で、たくさんのメールや書類についていけないことを痛感しました。それでも私が最後まで頑張れたのは、橋本さんのまじめさや誠実さもあるんですけれど、彼女の文章の書き方が好きだから。それと、すこし話題は逸れますが、私はこれだけ体系的に日本語を勉強して、この有様。1世の方たちはどんなに言語の面で大変だっただろうと想像することもたびたびありました。

猿橋 : 柳蓮淑さんは韓国語母語話者として欠かせない存在でした。インタビューの時、語り手の方が韓国語に切換えることもあります。私は簡単な韓国語しか分からないものですから、柳さんが小さい声で要点を伝えてくだって、とても助かりました。インタビューの時だけではなくて、文字に書き起こしをするときも、論文執筆のときも柳さんに助けていただきました。それから生活文化の諸活動について、今の韓国にもあることなのか、過去はあったけれども今はなくなってしまったものなのか、地域によって違いがあるものなのか、そういった面でも柳さんの視点や意見が活かされました。

髙 : 猿橋さんはね、とにかく仕事が早い。調査の準備から分析、執筆まで、研究活動のペースメーカーとしての役割を果たしてくれたと思います。私は仕事が遅いので、いつも猿橋さんに後押ししてもらっているように感じていました。仕事が早いというと効率的、合理的という印象があるかもしれませんが、ここが一番大切な、言っておきたいことなんですけれど、猿橋さんは調査協力者に対してとても繊細な配慮をする。彼/彼女らから教えていただくという研究者としての謙虚な姿勢に感銘を受けることが多かったです。

橋本 : 髙正子さんが書いてくださった第3章は、祖先祭祀についてですが、髙さん自身も祖先祭祀を担っているからこそ書けた内容だと思います。スーパーでの買い物から密着し、見せ、語り、活字にするまでをご快諾いただけたのは、髙さんの研究者として、またひとりの在日韓国・朝鮮人の生活者としての関心の高さ、知識量、熱意が調査協力者の方に伝わったからだと思います。調査の一部にご一緒させていただきながら、とにかく圧倒されました。

Q : 今回はライフストーリーインタビューの方法を用いたとのことなのですが、ライフストーリーというアプローチの真髄は、ズバリどこにあると考えますか。

橋本 : ライフストーリーの良さは多角的なので、これひとつ、ズバリというのは難しいですね。ひとつ言えるのは、この本がテーマとした生活文化というトピックには、とても相性のいい方法だと思います。断片的な語りや、テーマ別に出来事を収集していくのではなくて、本人が語る人生全体から個々の語りや出来事の意味を探る・考える・想像するという姿勢を研究者がもつことができます。今回はご自宅や職場に招いていただいたので、実践や実物を見せていただきながら、お話も聞くことが出来て、本当に有意義でした。調査協力者の方々は、ご負担が大きかったと思います。とても感謝しています。

Q : 一番思い出深いエピソードを話していただけますか。

猿橋 : 挙げ始めたらきりがないんですけれど、最近とても嬉しい出来事がありました。私は第5章で、崔正美さんの母娘関係の語りがインタビュー中にどう変化していったかということを書きました。一昨年前、掲載の可否を伺う文書をお送りしたところ、崔さんは、インタビューの始めの方で、オモニを否定するようなことを言ってしまったこと、それが文字になること、とても悩まれたと。そういう逡巡する思いの過程も含めて「決心しました。お任せします!」という許可のお返事をくださったんです。私は複雑な気持ちがずっと残ってしまって。そのことについての私なりの思いを「あとがき」に書きました。先日、完成した本をお届けしたところ、その私の「あとがき」を読んで、日常の中で発見した、また新しいオモニ像を文章にして送ってくださったんです。「会える日が来たら、また面白おかしく話すからね」と結んであって・・・暖かくて、涙が出ました。

Q : 異なる学問領域の人たちが集まることの意義はどこにありますか。

髙 : 専門分野の違いによって、同じ調査をしても分析の視点が違いますよね。だから、調査の前後の時間を使って行う企画会議が刺激的でした。ひとつ例を挙げると、私はこれまで文化人類学的調査として聞き取り調査を数多く行ってきました。そこでは、常に「語り手とラポール(信頼関係)を築いて、深層の「声」を聞き取ることが大切だ」と言われ、常にそうしようと思って取り組んできたんですね。猿橋さんはそうやって集めた「声」を言語学的に分析する。その分析の観点が、私からすると思いもよらなかったような視点だったんです。言語学的な思考方法が、他の分野でも論理展開を整理するのに役立つと感じました。特に私自身が在日コリアン二世で、当事者でもあるので、近すぎて見えにくくなっている部分、そういうところを客観的、かつ論理的に考えたり、整理したりする上で、専門領域が異なる研究者との共同研究はとても有意義で、知的好奇心が満たされるものでした。

Q : この本を、一番誰に読んで欲しいと思いますか?

柳 : ニューカマーの韓国人もそうですが、本国の韓国人も読んで欲しいと思います。私が暮らす東京周辺について言うと、オールドカマーとニューカマーの交流は残念ながらあまり活発とは言えません。お互いに関心もないし必要性も感じていないのかな。これは、アメリカに暮らす在米コリアンも同じだと聞きます。海外移民者に共通していますね。でも、ニューカマーにとっても生活文化継承は身近な課題です。だから、日本に暮らすニューカマー韓国人もそうですけれど、本国にいる韓国人も、海外移住の経験がある、ないにかかわらず知っておくことが大事ではないかと思います。

Q : 最後に、いろいろな面での違いをまとめる上でのご苦労や発見がありましたら、編者の橋本さんからお願いします。

橋本 : 4人の共同研究だったことで、新しい発見がいくつもありました。たとえば、柳蓮淑さんがまとめた「盧芳子さんの生活文化ものがたり」には、柳さん自身が韓国からの移住者であり、ひとりの母親であることで盧さんのオモニに自分を重ねて考えてみた、というくだりがあったんです。在日韓国・朝鮮人の1世と2世の関係性に、現在のニューカマー韓国人が共感する。私には提示できない視点だと思いました。今回、本にする際に、その部分は残念ながら割愛してしまいました。いろいろ盛り込んで、反対に削除してもらった部分もあって。明確な編集方針でそうしたというわけではなく、最終的にそれぞれの個性が光るおもしろい本になるんじゃないかなという楽観的方針(笑)。そういうのを期待するいい加減さが私の持ち味かもしれません。趣旨をくんでくれたのか、共著者たちは編者のリクエストによく応えてくれました。本当にありがとうございました。

(編集:猿橋順子)


二世に聴く在日コリアンの生活文化 -「継承」の語り

橋本みゆき/編著 猿橋順子 髙正子 柳蓮淑/著


目次

口絵《生活文化スナップ写真集》

序 章 生活文化について在日コリアン2世に聴く目的、考える意義

第1部 一人ひとりの生活文化ものがたり

第2部 生活文化「継承」のライフストーリーからの考察

第1章 親子間継承/非継承の語りに現れる「民族」:生活文化となるモノ・コト
第2章 1世・2世が食べたものとその語りかた:生活文化の経験と変容 1
第3章 四国で受け継ぐ済州島S村の祖先祭祀:生活文化の経験と変容 2
第4章 継承言語のはたらきとアイデンティティ:「継承」が可能になるとき 1
第5章 母娘関係の振り返りと関係観の変容:「継承」が可能になるとき 2
第6章 母の故郷、2世の「故郷」 :「継承」が可能になるとき 3
第7章 貧困と階層の語り :「継承」を規定する構造 1
第8章 ジェンダー化された抑圧と解放 :「継承」を規定する構造 2
第9章 仕事観にみる世代の連なり :「継承」を規定する構造 3
終 章 生活文化は「継承」されるか


編著者紹介

橋本みゆき(はしもと・みゆき)
大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、立教大学兼任講師。専門は在日韓国・朝鮮人を対象とする社会学的エスニシティ研究。著書に、『在日韓国・朝鮮人の親密圏──配偶者選択のストーリーから読む〈民族〉の現在』社会評論社、2010年。

猿橋順子(さるはし・じゅんこ) 
青山学院大学国際政治経済学部教授。専門は社会言語学、異文化間コミュニケーション、言語政策研究。近著にLanguage education policy in Japan. In Andy Kirkpatrick and Anthony J. Liddicoat (Eds.) The Routledge International Handbook of Language Education Policy in Asia. pp.97-110. Oxon: Routledge.(2019年、共著)がある。

髙 正子(コォ・チョンジャ)
神戸大学非常勤講師。在日コリアンの生活史の研究(主に生活文化を中心に)。本書に関連する論文として、「『食』に集う街-大阪コリアンタウンの生成と変遷―」(河合利光編著『食からの異文化理解』pp.131-146、時潮社、2006年)。

柳 蓮淑(ユ・ヨンスク)
大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員、獨協大学兼任講師。在日韓国・朝鮮人、朝鮮族を対象とするジェンダー・エスニシティ研究 。著書に、『韓国人女性の国際移動とジェンダー:グローバル化時代を生き抜く戦略』明石書店、2013年。

2021年3月刊
定価=本体2800円+税 ISBN978-4-7845-1151-8 四六判上製308頁


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|刊行情報|マーティンの鵜の目鷹の目 世界の消費者運動の旅から  マーティン・フリッド/著 清水洋子/訳 日本消費者連盟/発行

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| 刊行情報 | 池田清/著 神戸 近代都市の過去・現在・未来 ─災害と人口減少都市から持続可能な幸福都市へ─ 社会評論社刊

2020/02/21 『週刊金曜日』で書評掲載されました。粟野仁雄氏評「「おしゃれ」で「モダン」な神戸市の虚と実」
2020/01/05 神戸新聞 ひょうご選書書評「「大神戸主義」から転換の道筋」(評者・木村信行)掲載されました。

「モダン都市」では行き詰まる。
神戸市の未来像を提言。

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|刊行情報|  小野寺忠昭・小畑精武・平山昇 共同編集『時代へのカウンターと陽気な夢 労働運動の昨日、今日、明日』ダルマ舎叢書Ⅰ

自主生産と地域ユニオンによるコミュニティ型労働組合の形成へ。

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| 詳報 | 野本三吉/著 まちに暮らしの種子を蒔く いま、この時代を生き抜くために 社会評論社刊



誰もが困難を抱え高齢化する時代

子どもの貧困、いじめによる自死といった現実に大人はいかに支援できるか。その実践と思考を続けてきた著者が老齢期に至り、地元のシニアクラブの活動を通して新たに見えてきた地域社会の課題。団塊の世代の「人生経験」が、新しい世代の子どもたちへの「人生モデル」を提供する場の有効性を模索する思考のドキュメンタリー。

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| 詳報 | 堀利和/著『障害者から「共民社会」のイマジン』

「市民社会」を変革する「共民社会」の構想のために

障害者から「共民社会」のイマジン

堀利和/著

定価=本体1700円+税 四六判並製224頁
ISBN978-4-7845-2411-2

著者は静岡市の小学校入学前、スティーブンジョンソン病という難病になり、その後遺症で弱視になったため、静岡盲学校に転校する。その後、東京教育大学付属盲学校に転入し、そこから明治学院大学に進学する。卒業後、保育園の産休補助の保父、養護学校のスクールバスの添乗員、点字講習会の講師として働く。そして参議院議員を12年間務める。

現在、障害のある人ない人が共に対等平等に働く事業所づくりをしているNPO法人共同連の代表。さまざまな障害者運動や地域の活動にかかわりながら、労働力の商品化・市場経済を前提とする現在の「市民社会」を、共同社会に向けて変革するための問題提起を精力的に展開している。

本書に収録したさまざまな論考は、この間の著者の発言集。「市民社会」から「共民社会」へという構想の多様な素材をそこから読み取ることができるでしょう。

2018年9月上旬刊


目 次


序 章 「共民社会」へのイマジン

第1部 障害者か健常者か、それが問題だ!

第1章 共生
1 津久井やまゆり園事件とは ─共生社会に向けた私たちの課題は何か
2 障害者理念(言葉)泥棒
3 共生の遺伝子
4 人間関係って、な~に?

第2章 共働
1 社会的事業所の見方・考え方
2 労働包摂型社会的企業、すなわち社会的事業所
3 社会的事業所論
4 日本における障害者就労の「多様」な形態と欧州・韓国の社会的企業
5 働きたい者は共同連にと~まれ!
6 仕事に障害者を合わせるのではなく、障害者に仕事を!

第3章 共学
1 総論としての合理的配慮
2 各論としての合理的配慮
3 ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)としての合理的配慮

第4章 共飲

第2部 コラム ザ・障害者

第5章 影から光が見えてくる
◦津波てんでんこ
◦世界で最も短い長編小説
◦新潟越後の評価に寄せて
◦今日の格差社会に、戦後の歌が響く

第6章 世界に類のない日本の盲人史

第7章 日常の羅針盤
◦盲人とことばたち
◦堀利和の世界
◦テーブルマナー

第8 章 世の中の現象学
◦差別社会の外に
◦公平ってな~に?
◦99%の異常
◦「個人的労働」のアウフへーベンを求めて
◦右手に虫めがね、左手に望遠鏡を!
◦日常の断絶と連続性
◦労苦と労働を越えて(未来経済学ノート)
◦共働専門家受容
◦「合成の誤謬」っておもしろい!
◦日本史のウソとホント
◦現象から原因をさぐろう!

第9章 主体探しの旅
◦我が共同連宣言
◦一年と半年をふり返って
◦堀五、六
◦我が「行動綱領」
◦「支援」から「共に」へ
◦共同連と「生活困窮者自立支援法」の関係の二側面
◦表記「障害者」の思想的意味
◦絶対否定から絶対肯定へ
◦障害者にも「働き方改革」が必要だ!
◦岡山地裁が「合理的配慮」に対する画期的な、しかし当然の判決!
◦行政は後からついてくる
◦地域とわたし
◦「偏見」と「だから」の思想
◦障害者団体も万年与党と万年野党

第10章 もう一つのアジア障害者国際交流モンゴル大会

書 評
堀利和著『アソシエーションの政治・経済学』(評者・鈴木 岳)

終 章 理論と実践からのオルタナティブな視座


著者より読者へ

本書は、最近私が書いたり講演したりしたものを読み物として一冊の本にまとめたものです。まとめるにあたって、障害者問題を基点にして社会変革への展望をイマジンしました。私の問題意識は、社会科学としての障害学、障害社会科学であり、障害者問題を狭義の意味での福祉論、社会保障論に終わらせたくないのです。その障害者問題は必然的に哲学、政治学、経済学、社会学等の分野にまで踏み込み、普遍主義としての社会変革に通底します。

私が障害者問題に初めて出会ったのは一九七三年のことです。それまでは六〇年代後半の政治社会状況の中にあって、ベトナム反戦運動、七〇年安保闘争、学園闘争、沖縄奪還闘争、三里塚闘争、石川青年奪還の狭山裁判闘争、そして赤堀冤罪事件差別裁判闘争などを闘っていました。このような「闘争」の時代でした。それはとりもなおさず、人間解放の闘いです。

七一年から七二年、七三年と、闘争は次第に挫折していきます。その後一、二年私は本を読むだけのひきこもり生活に入りましたが、大学受験を拒否された二人の重度脳性マヒ者が聴講生となって、その「聴講生」問題に関わりました。それが一九七三年です。同時に、有楽町の都庁本館第一庁舎前で座り込みテント闘争をしていた都立府中療育センター闘争にも関わることになります。私たちの七〇年代は、障害者解放運動でした。以来、今日まで、障害者問題に関わり続けています。

※序章より抜粋


著者紹介 (ほり としかず)小学校4年生の時、清水小学校から静岡盲学校小学部に転校、東京教育大学附属盲学校高等部、明治学院大学、日本社会事業学校卒。参議院議員二期(社会党、民主党)。立教大学兼任講師。現在、特定非営利活動法人共同連代表。『季刊福祉労働』編集長。著書『障害者と職業選択』共著三一書房(1979年)、『なかよくケンカしな─臨時障害者教育審議会設置法をめざして─』社会新報ブックレット(1994年)、『生きざま政治のネットワーク』編著現代書館(1995年、2016年にモンゴルで出版)、『共生社会論―障がい者が解く「共生の遺伝子」説―』現代書館(2011年)、『日本初共生・共働の社会的企業―経済の民主主義と公平な分配を求めて─』特定非営利活動法人共同連編現代書館(2012年)、『はじめての障害者問題―社会が変われば「障害」も変わる―』現代書館(2013年)、『障害者が労働力商品を止揚したいわけ―きらないわけないともにはたらく―』編著社会評論社(2015年)、『アソシエーションの政治・経済学―人間学としての障害者問題と社会システム─』社会評論社(2016年)、『私たちの津久井やまゆり園事件─障害者とともに〈共生社会〉の明日へ─』編著 社会評論社(2017年)ほか


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【話題の新刊】 堀利和/編 私たちの津久井やまゆり園事件─障害者とともに〈共生社会〉の明日へ