| 刊行情報 | 高橋眞知子/著 歌の革命 ─リトアニアの独立とそれにまつわる人々─ 2019年12月中旬刊 社会評論社

オランダ在住の著名なフルート奏者が、リトアニアの独立運動にまつわる人びとを探訪して描く「歌の革命」をめぐる物語。

定価=本体2300円+税 四六判ソフトカバー320頁。カラー口絵4頁
ISBN978-4-7845-1144-0


1989年、ソ連邦からの独立を要求して、200万人のバルトの民衆が、武器をもたず、平和への祈りをささげ、歌いながら、国境を越えて人間の鎖でつなぐ600キロの「バルトの道」を実現した。「歌の革命」と呼ばれる。オランダ在住の著名なフルート奏者が、リトアニアの独立運動にまつわる人びとを探訪して描く「歌の革命」をめぐる物語。

第1章 リトアニア初の飛行設計士、空軍パイロット
第2章 独立革命のリーダーとそのファミリー
第3章 芸術と政治をめぐるさまざまな物語
第4章 「歌の革命」はどのようにして起きたのか

著者紹介

高橋眞知子 オランダ在住のフルート奏者。1970年、スイスのジュネーブ音楽院を首席卒業。A.ペパン、A.ジョネに師事。日本公演も行っている。オランダのアネーム音楽院教授、沖縄県立芸術大学教授を務める。著書に『笛吹きのおらんだ語り』(未来社)、『沖縄アンダンテ』(学藝書林)などがある。
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