『海峡』28号 ご案内

朝鮮問題研究会『海峡』28号のご案内です。

朝鮮問題研究会
『海峡』28号

A5判 192頁 2段組
ISBN978-4-7845-5028-9
定価=本体1,200円+税

2017年12月中頃よりお取り寄せを承ります。お近くの書店でお尋ね下さい。

目次

日本共産党第六回大会と朝鮮問題 ・・・井上學

追悼 井上學さん
任展慧/岸谷 和/桑ヶ谷森男/高秀美/佐野通夫/曺貞烈/長澤秀/樋口雄一/山口明子

「慰安婦」被害者の証言が語るもの─挺身隊問題対策協議会の聞き書きから ・・・山口明子

江原道小作・火田農民 朴慶雨・李成順ご夫婦の証言 ・・・樋口雄一

崑崙丸沈没と朝鮮人乗客 ・・・木村健二

植民地下の少年児童雑誌『星の国』─作家と作品 ・・・桑ヶ谷森男

朝連解散、財産接収と朝鮮人の闘い─大分県公文書を中心に ・・・長澤 秀

『歴史家の時間 姜萬吉自叙伝』〈読後メモ〉附録「親日反民族行為真相究明 日誌」(抄訳)・・・曺貞烈

金漢宗著/國分麻里・金玹辰訳『韓国の歴史教育─皇国臣民教育から歴史教科書問題まで─』・・・佐野通夫

踊りの場(12)・・・高秀美

会の記録
編集後記

編集後記より

▼2016年12月20日、会員みなに大きな驚きでしたが、井上學さんが急逝しました。27号「編集後記」には井上さんが「『2年に1回』を半年ほど短縮することができました」と記しています。本28号は、「1年に1回」を実現したい、そして全員が何かしらを書く(それが追悼文であったのは残念ですが)という、井上さんの2つの悲願をなんとかかなえたいという会員みなの思いで発行可能となりました。▼追悼文にも述べられていますが、会のまとめ役としての井上さんの働きには、とても大きなものがありました。なんとか、みなで「日本と朝鮮の間に拡がり横たわる海峡に、平和と親善の橋を架けたいとの念願」(創刊号)を続けていきたいと思います。

 

投稿者: 社会評論社 サイト

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