病理観を考える最適な1冊 ──板橋春夫/著『生死(いきしに)』好評発売中

板橋春夫/著『生死(いきしに)』からの一節です。

私たちは祖父母や両親あるいは知人たちの死を間近に見ながら人生を送り、最後には自分自身が死にいたる。死の学習をするために人生儀礼はあると考えてみよう。すると、看取りや臨終に関して民俗学の果たすべき役割が多いことに気づくのである。

この本で分析する数々の人生儀礼は、日本の伝統的な「いのち」の営みです。珍しくなった光景を前に、むしろ今だからこそ考えるべきテーマがあるようです。医療を教える大学で本書をテキストに授業を行う鈴木英恵氏より解説していただきました。

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先立つ人から教わる「死」の現実。民俗の実例をたぐりよせ〝死の学習〟へ誘う ──板橋春夫/著『生死(いきしに)』

板橋春夫/著『生死(いきしに)』の初刷は2010年暮れのことでした。幸いにも本書は医療人を育てる大学での教材としての需要が生まれ、今春新たに第3刷を刊行できました。今回は目次詳細と、著者による各部解題をご案内します。

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田上孝一編著『権利の哲学入門』刊行!

田上孝一編著『権利の哲学入門』が刊行になりました。20編にわたる論考の目次と、編者序文の抜粋をご案内いたします。

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未来のだるまを描いてみよう ─『全国だるまコレクション展』見学(川口・メディアセブン)

2017年1月21日、川口市立映像・情報メディアセンター メディアセブンでの催し『全国だるまコレクション展(「だるまの絵付け体験ワークショップ」関連展示)』を見学に参りました。

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お面の話(“動かない表情の奥に隠された本心” ─『藤子不二雄Aファンはここにいる Book2 Aマンガ論序説編』より)

目録準備室の窓辺にかかっていている額のなかには「KOREAN MASKS」と銘打たれて仮面の小さな模型が6つ並んでいます。社会評論社が1993年に韓国を訪れたときの記念品です。

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だるまの楽しみ方 ─中村浩訳さんの本

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中村浩訳著『達磨からだるまものしり大辞典』をご紹介します。だるまの魅力を文化や歴史にそって優しく解説した読み物です。学校図書としてもお選びいただています。ちょっと本書をお読みになって、各地のだるま市にお出かけ下さい! “だるまの楽しみ方 ─中村浩訳さんの本”の続きを読む

ピケティとマルクスの視点から、デフレ不況の先進国日本の現状を分析してみよう。(奥山忠信著『貧困と格差』発売中!)

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奥山忠信著『貧困と格差 ピケティとマルクスの対話』9月の刊行以来、好評を得ております。『資本論』と『21 世紀の資本』を基本素材として、新自由主義の展開と破綻がもたらした現代世界の危機の構造を読み解く──。今回はその一部をご紹介します。

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国家を嫉妬させた映画監督 ─鈴木義昭・著『日活ロマンポルノ異聞』

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およそ10年前に一人の映画監督・山口清一郎氏が静かにこの世を去りました。デビュー作が上映されるや「猥褻容疑」で摘発、起訴され、長く裁判と闘い、映画とともに人生を貫いた山口監督へのインタビュー、裁判記録をまとめた鈴木義昭・著『日活ロマンポルノ異聞 国家を嫉妬させた映画監督・山口清一郎』(2008年刊)をご紹介します。 “国家を嫉妬させた映画監督 ─鈴木義昭・著『日活ロマンポルノ異聞』”の続きを読む

トコトットト・・・文明開化でお馬が走る東京市中 ~唖蝉坊演歌に誘われて(4)

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演歌師・添田唖蝉坊(1872-1944)の作品のなかでもユニークなフレーズ「トコトットット」で世相を描写したヒット作「ラッパ節(喇叭節)」の歌詞に誘われてみました。 “トコトットト・・・文明開化でお馬が走る東京市中 ~唖蝉坊演歌に誘われて(4)”の続きを読む