「民衆の歴史を記録する仕事には、終わりがありません。」 ─松岡環/著『南京 引き裂かれた記憶 元兵士と被害者の証言』

松岡環/著『南京 引き裂かれた記憶 元兵士と被害者の証言』が発売中です。目次詳細と、著者の前書きを紹介します。

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竹内康人著『日本陸軍のアジア空襲』目次・概要の紹介

竹内康人著『日本陸軍のアジア空襲 爆撃・毒ガス・ペスト』が発売になりました。「日本陸軍によるアジアでの空襲・爆撃についての認識が深まるとともに人権と平和にむけての活動がすすむことを願う」──日本がアジアで行った加害の歴史の知識を深めるための記録です。今回は目次と各章の概要をご紹介します。

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浅草の木馬と空襲の記憶 ~唖蝉坊演歌に誘われて(3)~

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10月に入りましたが暑さが続いております。読書の秋にはまだ早いのか…。こちらの写真は、演歌師・添田唖蝉坊と添田知道の記念碑がある浅草弁天山で写したもので、ちょうどトンボが案内板にとまっていました。 “浅草の木馬と空襲の記憶 ~唖蝉坊演歌に誘われて(3)~” の続きを読む

既刊報◎ 田宮昌子/著『「北支」占領 その実相の断片』 加藤修弘/著『あの日、火の雨の下にいた 私の横浜空襲』

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戦争で殺されるのは、常に無告の民である。

侵略軍として中国に駐屯した日本軍将兵と現地住民との関係、大空襲で焼夷弾の「火の雨」の下を逃げまどった庶民たち。

輻輳する日本人の加害と被害。そのさまざまな記憶が、戦争における国家責任を告発する。

〈1〉「北支」占領その実相の断片 ─日中戦争従軍将兵の遺品と人生から ■田宮昌子/著 

〈2〉あの日、火の雨の下にいた 私の横浜空襲 ■加藤修弘/著 “既刊報◎ 田宮昌子/著『「北支」占領 その実相の断片』 加藤修弘/著『あの日、火の雨の下にいた 私の横浜空襲』” の続きを読む

特集●戦後71年(6)「生前退位」意向表明で、戦後象徴天皇制が大きく転換しつつある。──伊藤晃著「国民の天皇」論の系譜 象徴天皇制への道』

アイコン「特集戦後71年」「天皇制」を考える図書をお探しの書店様、図書館様にご案内です。

明仁天皇の「生前退位」意向表明で、戦後象徴天皇制が大きく転> 換しつつある。
いまや、戦前的な天皇制のあり方から断絶した、戦後社会に適合する天皇制=「国民の天皇」が完成したかのようだ。しかし、天皇制はいまだ、大きなタブーのなかにある。


「アート」というキーワード

アート天皇

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特集●戦後71年(5)豊潤なマッコリの味に隠された民族の誇りと差別の歴史。─伊地知紀子著『消されたマッコリ。』

アイコン「特集戦後71年」

貧しき時代、町の片隅。
求められた「朝鮮」の酒。
起こされた事件。
そして悲劇。

消されたマッコリ書影

『消されたマッコリ。』は戦後大阪で起きた密造酒摘発事件である多奈川事件について、著者自身の記憶とフィールドワーク、そして多くの研究者が積み上げてきた草の根運動の成果を用いて、事件を掘り下げた物語です。

本書の挿絵は朴民宜さまにご提供いただきました。

ことし2016年3月には、NPO法人多民族共生人権教育センター主催により、著者の伊地知紀子さんご自身が講師として、また当時を知る証言者の方々参加の下でフィールドワーク『消されたマッコリ。多奈川事件と在日コリアンの歴史を学ぶフィールドワーク』が開催されました。

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特集●戦後71年(4)長崎から近代日本の暗部を照らす──『軍艦島に耳を澄ませば』『ナガサキの被爆者』

ナガサキ2点

1冊目は『増補改訂版 軍艦島に耳を澄ませば』です。2011年7月刊行版が品切れとなり、この度あらたに「補遺 沈没!軍艦島 世界文化遺産化の果てに」を加えた改訂版を発行しました。冒頭の「刊行にあたって」をPDFファイルで公開します。 “特集●戦後71年(4)長崎から近代日本の暗部を照らす──『軍艦島に耳を澄ませば』『ナガサキの被爆者』” の続きを読む

特集●戦後71年(3)刊行から8年。シリーズ『沖縄・問いを立てる』(屋嘉比収・近藤健一郎・新城郁夫・藤澤健一・鳥山淳)

アイコン「特集戦後71年」まなざしと方法 ことばと身体
ジェンダー的視点 沖縄戦の記憶
占領と現在 「お国は?」

問いを立てる

気鋭の若手沖縄研究者によるシリーズ「沖縄・問いを立てる」全6巻。後藤トシノブ氏による色鮮やかな装幀が際立ちます。刊行から8年、ご好評をいただいております。 “特集●戦後71年(3)刊行から8年。シリーズ『沖縄・問いを立てる』(屋嘉比収・近藤健一郎・新城郁夫・藤澤健一・鳥山淳)” の続きを読む

特集●戦後71年(2)東チモール・ルポルタージュ ──青山森人、中村葉子、伊東清恵、市之瀬敦/著『テトゥン語入門』

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21世紀最初の独立国(2002年5月20日)
東チモール(東チモール民主共和国)

テトゥン

東チモールは世界をより広く深く見渡せる高台である。東チモール人の3分の1が殺された民族殲滅的な悲劇にたいし世界は沈黙しつづけた。その現実を知れば、まるで空気のように世の中を覆っている国際社会の異臭を否応なく嗅ぐことができる。 “特集●戦後71年(2)東チモール・ルポルタージュ ──青山森人、中村葉子、伊東清恵、市之瀬敦/著『テトゥン語入門』” の続きを読む

特集●戦後71年(1)調査・朝鮮人強制労働[全4巻](竹内康人著)

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植民地統治と総力戦の時代、労務動員によって、数多くの朝鮮人が連行された。その総数は80万人を超える。

調査朝鮮人4巻
(カバー絵は戦時中のポスター。)

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