| 刊行情報 | 吉澤文寿/編著 歴史認識から見た戦後日韓関係─「1965 年体制」の歴史学・政治学的考察 2019年9月 社会評論社刊

戦後最悪と言われる現在の日韓関係「こじれ」の歴史的原因とは何か?

 A5 判上製/ 336 頁/定価: 本体3,800 円+ 税

「徴用工」として軍需工場に動員された韓国人に対して、新日鉄住金に賠償を命じる判決をくだした韓国大法院判決。安倍政権は対抗措置として、輸出優遇国のリストから韓国を外す政令改正を閣議決定。日韓関係対立は一段と激化する。本書は日韓基本条約および諸協定を基礎とする「一九六五年体制」としての戦後日韓関係について、「歴史認識」をキーワードとして、歴史学的、政治学的アプローチで考察する。


[目次]

第一部 日韓会談関連外交文書の公開と日韓会談研究の新視点

第一章 日韓会談文書の開示請求訴訟と在日の法的地位 ◆ 李洋秀
第二章 日韓会談における北朝鮮要因 ◆ 金恩貞
第三章 日韓財産請求権「経済協力」方式の再考 ◆ 太田修
第四章 日韓国交正常化の原点 ◆ 浅野豊美

第二部 日韓国交正常化以後の歴史認識問題 

第五章 日韓国交正常化後の両国交渉と歴史認識の外交問題化 ◆ 長澤裕子
第六章 梶村秀樹の「日韓体制」批判 ◆ 山本興正
第七章 一九八〇年代の日韓歴史認識問題 ◆ 吉澤文寿

第三部 「六五年体制」の歴史的空間

第八章 名称の国際政治 ◆ 金崇培
第九章 日韓関係と琉球代表APACL参加問題 ◆ 成田千尋
第一〇章 在日朝鮮人学生の「祖国」認識に関する小考 ◆ 金鉉洙

吉澤文寿(よしざわ ふみとし) 一九六九年生まれ。新潟国際情報大学国際学部教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。著書として『戦後日韓関係 国交正常化交渉をめぐって』(クレイン、二〇〇五年、新装新版二〇一五年)『日韓会談1965―戦後日韓関係の原点を検証する―』(高文研、二〇一五年)、『五〇年目の日韓つながり直し 日韓請求権協定から考える』(社会評論社、二〇一六年、編著)など。

2019年9月発売


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