16 | 特設サイト | 室田元美/著 ルポ 土地の記憶 ─戦争の傷痕は語り続ける─ 社会評論社刊

京の都、長い歴史の中で

戦争中、日本の古都を防衛する目的で、京の都の南の方角にあたる宇治に、陸軍の飛行場が作られた。「京都飛行場」である。

工事を担い、戦争が終わったあとにも飯場があった集落「ウトロ」に住み続けるしかなかった朝鮮半島出身の人びと。

「苦難はむしろ、戦後にやってきた」と語る人びともまた、日本の植民地支配、戦争の被害者である。

・不思議な響きを持つ集落「ウトロ」80年代後半まで、水道がなかった洗濯物が雨に濡れない町都に残る、日韓交流の長い歴史

「明治150年」事業があった年の終りに本書が刻む意義は大きい。


個人の尊厳は、ともすれば国にからめとられ、踏みにじられる。戦時はなおさらだ。マイノリティの尊厳はさらに酷い扱いを受ける。私たちが伝え残すべき歴史は何だろうか。

手がかりは、日本各地に残る戦跡とその記憶を次世代に伝える権力から遠く離れた地域の活動にある。

雑誌記者のテンポよい文章と旅情かきたてる渾身のルポルタージュ、オールカラー。

〈ノンフィクション、旅、歴史〉

著者紹介

室田元美(むろたもとみ)
1960年神戸市生まれ。関西学院大学社会学部卒業後、女性誌のライ ター、FMラジオ番組の旅をテーマとした構成作家を経て、各地を 旅して戦争に関する取材を行っている。著書『ルポ悼みの列島 あの日、日本のどこかで』(社会評論社、2010年)で「第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞」受賞。『いま、話したいこと東アジアの若者たちの歴史対話と交流』(子どもの未来社、2014 
年)、共著『若者から若者への手紙 1945←2015』 (ころから、2015年)他。

●各章の見どころ

本書は全18章に27か所の戦跡を訪ねます。各章の紹介を確認しましょう。

 

1話

2話

3話

4話

5話

6話

7話

8話

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10話

11話

12話

13話

14話

15話

16話

17話

18話

投稿者: 社会評論社 公式ブログ - 目録準備室 -

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