[レポート]見学「新春 招福だるま祭り!!」主催:全日本だるま研究会

江戸からつづく庶民の遊び心の奥ゆかしさ、幅の広さを伝える展示会「新春 招福だるま祭り!!」

だるまからだるまが生まれたお話は、中村浩訳さんの作った本でも読んできたはずなのに、先日おこなわれた講演「だるまは日本の発明品!」は特に判りやすく頭にストンと入ってきました。

会場になったアートギャラリーには、張り子をはじめ凧や看板、掛け軸など、だるまにモチーフをとった物が飾られていて、講演する中村さんやスタッフもだるまの顔を描いた上っ張りの装いです。こんなに沢山のだるまに囲まれて聞くだるまの由来に、何の疑問も浮かぶ必要はありません。

コレクションされた年季の入っただるまは、さいしょはどういう人が買って、どういう家に置かれたのだろうと想像するのも一興。地域によってかたちに特色があるものの、赤くて、まあるく、ひげのある形をだるまだと思うことを、いったいいつの間に覚えるのでしょう。

江戸時代から庶民に親しまれてきたその長い歴史と、新しいアイデアにだるまをくっつけちゃおうとするチャレンジが今も脈々と流れています。

展示会場の入り口には、願い事を書いたシールをぺたりと貼れる大きなだるまもあります。昔も今もこれからも、だるまを使った遊び心がたくさん詰まった企画展です。

新春 招福だるま祭り!!

2018年1月4日(木)~2月4日(日)
会場 いも膳 「アートギャラリー 呼友館
※月・火曜休館(祝日は開館)/開館時間:11時~17時
〒350-1106 埼玉県川越市小室15-1いも膳内
電話・FAX 049-243-8243
主催:全日本だるま研究会
協力:川越・入間川凧の会
後援:公益社団法人 小江戸川越観光協会、いも膳
期間中のイベントなどについては、全日本だるま研究会インスタグラムhttps://www.instagram.com/darumania/


達磨からだるまものしり大辞典
中村浩訳/著

定価=本体1500円+税 ISBN978-4-7845-1903-3
2011年刊

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文責・板垣誠一郎

レポート:東京民藝協会9月例会 郷土玩具②「郷土玩具の材料」講師 中村浩訳さん

 

レポート:東京民藝協会9月例会 郷土玩具①「郷土玩具と呼ばれるようになるまで」講師 中村浩訳さん

だるまの楽しみ方 ─中村浩訳さんの本

未来のだるまを描いてみよう ─『全国だるまコレクション展』見学(川口・メディアセブン)

 

投稿者: 社会評論社 公式ブログ - 目録準備室 -

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